
佐賀県が推進する「SAGA Smart Terakoya」は、スキルを活かした『起業・複業』に挑戦する実践型プログラムです。令和7年度は「複業」に加え「起業」にも本格的にフォーカスし、地域から新たなビジネスを生み出す担い手を育成してきました。
今年度の締めくくりとなる本イベントでは、地場企業や教育機関と連携し「観光・次世代育成・スポーツ」という3つのテーマで動いてきたプロジェクトの取り組み発表を行います。
当日のコンテンツ
◆ 第一部:プロジェクト成果報告クロストーク
今年度、Terakoyaを通じて生まれた「観光・教育・スポーツ」の3つのプロジェクトについて、現場で奔走したメンバーが登壇し、その成果と可能性を語ります。
【テーマ1. 観光 × 事業開発:小城観光アイディアソン】

「観光協会のリアルな課題を、外部視点でビジネスの種へ」 小城市観光協会が抱える「観光資源の活用」や「収益化」という切実な課題に対し、Terakoyaに参加する起業・複業希望者が参画。地元の視点だけでは気づけなかった「小城の魅力」を再定義し、共にアイディアを練り上げました。単なるイベント提案に留まらず、外部人材のスキルと地域資源を掛け合わせることで、地域経済を潤す新たな「稼げる観光」の形を模索したプロセスを報告します。
<登壇者>
- 株式会社音成印刷 代表取締役社長 音成 信介 氏
- Terakoya人材 岡村 倫明 氏
【テーマ2. 次世代育成 × 起業・複業:佐賀大学連携・特別授業】

「学生の柔軟な発想に、社会人の視点を。全7回で挑むソリューション提案」 佐賀大学の正規授業に、Terakoyaの社会人メンバーが「伴走者」として参加。株式会社ミズのリアルな経営課題(健康寿命延伸に向けた集客など)に対し、学生と共に解決策を考え抜きました。学生の自由な発想を、社会人がビジネス視点で磨き上げることで、教育の質を深めると同時に、若者が「地域企業と働く面白さ」を体感する、新しい次世代育成のモデルを提示します。
<登壇者>
- 佐賀大学 ウェルビーイング創造センター 准教授 山内 一祥 氏
- 株式会社ミズ 地域連携部 PFS推進グループ 田中 美祈 氏
- 佐賀大学農学部 宮本 真帆 氏
- Terakoya人材 高田 淳 氏
【テーマ3. スポーツ × 地域貢献:佐賀バルーナーズ「お仕事体験2025」】

「中学生へデジタルスキルを伝承。佐賀にいながら世界とつながる働き方」 若年層の人口流出防止に向け、プロスポーツの熱狂をフックに、中学生へライティング・生成AI・デザインを教えるワークショップを実施。講師を務めたのはTerakoyaで学ぶ起業・複業実践者。「佐賀でもデジタルスキルがあれば自分らしく働ける」ことを、大人たちが自らの背中で示すとともに、スポーツチームをハブにした多世代交流とスキル還元の仕組みについて語ります。
<登壇者>
- 株式会社バルーナーズ DAO事業部 チーフ 眞柴 啓輔 氏
- Terakoya人材 古賀 幸子 氏(ライティング講師)
- Terakoya人材 小竹 真奈美氏(デザイン講師)
◆ 第二部:パネルディスカッション
「佐賀で挑戦する未来の作り方 ― 起業 × 地場企業 × 教育の可能性 ―」
第一部の各現場で起きた変化をさらに抽象化し、「これからの佐賀」に必要なエコシステムを考えていきます。「 なぜ、今『起業家・複業人材』との連携が地場企業や教育機関に必要なのか?」「点として存在していた挑戦を、どうやって地域全体の循環へと変えていくか?」 産・学・官それぞれの立場で挑戦するゲストと共に、佐賀の未来を語っていきます。
登壇者紹介

音成 信介
株式会社音成印刷 代表取締役社長
<プロフィール>
1981年佐賀県小城市生まれ。佐賀県小城市で創業120年の印刷会社「音成印刷」の八代目。 佐賀大学経済学部卒業後、関西の印刷会社に就職。2008年に音成印刷に戻り、県内の行政や企業の情報発信のための企画やブランディングなどを取り組み、オウンメディアのフリーペーパー「おぎなう」を発行するなど印刷を情報加工サービス業として活動を行う。佐賀県内において“暮らし観光まちあるき”や、2024年から佐賀県と“SAGA CREATIVE SCHOOL”を開催。地元佐賀のクリエイティブ産業や地域活性化のための課題解決に取り組む。

山内 一祥
佐賀大学 ウェルビーイング創造センター 准教授
<プロフィール>
1982年生まれ。国立大学法人愛媛大学大学院教育学研究科修了後、同大学教育企画室において、大学教員のキャリアをスタート。主に高等教育開発を専門分野として、これまでに大学教育における学生のリーダーシップ開発、教員の能力開発などに取り組んできた。2011年より国立大学法人佐賀大学にて勤務を開始し、大学内の教育企画業務に従事する傍ら、地域企業と連携した課題解決型授業の実施など、学生のキャリア教育にも注力してきた。近年、学生のキャリアの選択肢として起業が注目される中、大学内でアントレプレナーシップ教育に取り組むなど、実践的な学びのデザインに取り組んでいる。

田中 美祈
株式会社ミズ 地域連携部 PFS推進グループ
<プロフィール>
医師・鎌田實氏の「がんばらない健康長寿実践塾」事務局を担当。
イベントの企画・運営業務に従事する傍ら、健康運動指導士やピラティスインストラクターの資格を活かし、行政・企業・公民館での出張運動講座講師も担当。鎌田塾の取組やフィットネスを通じて地域社会のウェルビーイング向上に取り組む。

眞柴 啓輔
株式会社バルーナーズ DAO事業部 チーフ
<プロフィール>
国内外で様々なスポーツの強化や普及に取り組み、日本代表として世界一を獲得した経験を持つ。 現在はその知見を活かし、佐賀で「SAGA Take Action」を推進。プロスポーツクラブをハブに、DAOやトークンエコノミーを活用してファンや地域と「共創」し、持続可能な形で地域課題を解決する、新しい社会貢献モデルの構築に尽力している。
実施概要
◆ こんな人におすすめ
- 佐賀での起業や、自身の事業立ち上げを検討している方
- スキルを活かして、複業で地域プロジェクトに関わりたい方
- 外部人材や学生との連携に興味がある、地場企業の経営者・担当者の方
- 次世代育成やアントレプレナーシップ教育に携わっている方
- 「佐賀をもっと面白くしたい」という志を持つ、すべての方
◆ 開催概要
| 日 時 | 2026年3月12日(木) 18:00 〜 21:00 ※受付開始 17:30 |
|---|---|
| 参加費 | 無料 |
| 定 員 | 50名 |
| 会 場 | SAGA CHIKA (佐賀県佐賀市城内1丁目1−59 庁地下1階) |
| 申込締切 | 2026年3月11日(水) 18:00 |
